看護師に限らず、転職の際は履歴書に志望動機を書く必要があります。
これまでの職歴などを書くことで疲れ切ってしまい、本来もっとも大切なこの志望動機の欄にはあまり書き込んでいない人も多いようです。
面接で話をすればいい、と考えるかもしれませんが採用担当者がはじめに目にする書類が履歴書ですから、やはり第一印象に大きく影響します。
わかりやすく、印象よく転職志望動機を書きましょう。
1. 転職であってもあまり比較で書かないこと
新人が書く履歴書なら、志望動機欄は他の職場との比較などなく、純粋に応募する職場に対する思いを書くはずですよね。
転職の場合、どうしても以前の職場(場合によっては今働いている職場)との比較になりがちです。
ある総合病院の採用担当者によると、たとえ自分の病院を褒められていたとしても比較されることはあまり気分が良くないのだそうです。
「前の職場の悪口言える人ってさ、もしうちに勤めてもそのあとうちの悪口言えちゃう人なんだよね」と採用担当者さんは苦笑いしていましたよ。
だとしたら、「古い機器をいつまでも使っている今の病院では看護師としてのスキルアップができないため」と書くのではなく、「がんの最新治療を行っているこの病院で看護師としてのスキルをアップさせたいと思います」というように、次の職場についてのみ書くと良いでしょう。
2. 面接では質問されることを想定しておく
看護師不足はどの病院も同じですから現状ではあまり採用に不安を感じていない看護師が多いと思います。
しかし、前出の総合病院の採用担当者によれば「全員採用とはいかないですよ。職場の雰囲気が悪くなってしまったら他の看護師が辞めるという事態になりかねませんからね」ということです。
あまりにも「転職は即戦力なので採用されて当然」という態度でいると、面接後断られることになるかもしれませんよ。
志望動機については、面接の場合一方的に話すだけでは終わらないことがあります。質問された時にしっかりとした受け答えができるように、自分が履歴書に書いた志望動機に対して面接官なら何を質問するだろう、ということを考えてみると良いでしょう。
まとめ
転職したい理由については、書きにくいこともあるかもしれませんね。それでも、その気持ちをできるだけ前向きな言葉にして正直に書き込むことが大切なようです。
あまりにも優等生的な転職志望動機を書く必要はありませんが、やはりやる気が見えるようにする必要はありそうです。
転職の流れ
ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう
ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう
ステップ3:転職サイトを上手に使おう
ステップ4:転職先を決めよう
病院・施設選び
他業種への転職
ステップ5:書類の準備をしよう
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