看護師の転職に必要な履歴書の書き方ポイント

転職には履歴書が必要ですが、看護師は日頃あまり細かい書類づくりに関わらないことが多いため、面倒に感じるかもしれませんね。
応募先に好印象を持ってもらうための履歴書の書き方にはポイントがあります。
どのように書いたら履歴書がより良い印象をもたらしてくれるのか、解説していきます。

1. 職歴には具体性を持たせる

履歴書の雛形によっては書けるスペースが限られているかもしれませんが、「職歴」には看護師の場合、具体的に書いた方が自分のキャリアを理解してもらえますし、職場での配置も考慮してもらえることもあります。

×(ちょっと不足です)

○○年 ○○総合病院入職
○○年 一身上の都合により○○総合病院退職

○(こう書けばOK)

○○年 ○○総合病院入職
・外科病棟勤務○○年より主任
・外科手術を多数経験する
○○年 一身上の都合により○○総合病院退職

どうしても職歴欄に書き切れない、書きにくいという場合は別紙をつけても良いでしょう。
転職後の給与にもかかわってきますから、自信のある経験は相手に理解できるよう、具体的に記入しましょう。

2. 小さな欄も埋めるように

志望動機などは書き込んでも、「趣味・特技」の欄には何も書かない人も多いようです。
仕事には関係ないと言えばそうかもしれませんが、採用担当者は看護師の人柄なども知りたいと考えています。
例えば趣味が「トライアスロン」や「マラソン」と書いてあれば、体力、持久力、精神力が強そうだと捉えてもらえますし、ボランティアでガールスカウトの指導員をしていれば、子供の扱いには慣れていると思ってもらえます。
仕事と関係のないことでもできる限り記入しましょう。

「本人希望欄」も、後になって後悔しないよう、希望があれば率直に記入してください。「保育園のお迎えがあるので残業はできない」など書いておかないと採用後にお互いに「こんなはずでは…」ということになってしまいます。

特になければ「募集要項の規定でお願いいたします」のようにひと言記入すると好印象です。

まとめ

採用担当者の話では、パッと履歴書を見たときに、あまりにも空欄が多いと転職に対してあまり熱心ではなく、嫌になったから転職したいのだろうという印象を持ってしまうということです。
通勤時間や「趣味・特技」「本人希望欄」などの小さな枠もできる限り丁寧に記入し、自分が転職に対して真剣だと言うことを理解してもらえるようにした方が良さそうですね。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと