看護師の転職に役立つ、口コミの活用方法

看護師が転職するとき、知人の紹介や転職サイトの活用など、その方法は様々です。

口コミと言っても、ネット上では自作自演もあり得ますし、そもそも匿名性が高い意見には責任がありませんから、誰がどのような意図で書いたものかわからないという不安もありますよね。

ここでは、いわゆる昔からの「口コミ」を転職に活用する方法を解説したいと思います。

1. まずは身近な、看護師歴の長い先輩を狙ってみる

病院の評判というと、通常は治療方法について、ドクターのレベル、入院設備や食事についてなどの患者目線のものになります。

ですが、転職したい看護師が必要な口コミは、看護師目線で働きやすいかどうかですよね。

まずは、身近にいる、話し好きな先輩に「○○病院って、どうですか?」と尋ねてみましょう。看護師歴が長いと、他の病院の、看護師目線での評判が友人や知人を通して入ってきますから、そのことを教えてもらうのです。

「辞めて転職したいので」というと、働きづらくなるとしたら、「知り合いが転職したいって言ってるんだけど、○○病院って、働きやすそうですか?」というふうに、さらりと尋ねてしまいましょう。

複数の先輩に率直に尋ねれば、かなり確実な口コミ情報が集まるはずです。

2. ネット上の口コミは信頼できる筋をみつける

転職したい場所が今働いている場所の近くではない場合などは、なかなかその病院の口コミ情報を得ることができないと思います。

そんなときは、SNSなどを利用してみましょう。

無責任に書き込まれた口コミや、施設が自分で書いたのではないかというような自作自演の口コミよりは、信憑性が高い情報が集まります。

まず、看護師たちのサークルをつくる、もしくはそうしたサークルに加入することで、たくさんの看護師たちに話を訊ける状況作りをします。

それから、転職先として考えている病院や施設名について「ここって、どう?」と尋ねれば、今働いている人や、以前そこで働いていた人、もしくはその病院の近くに住んでいて評判を知っているという人から情報を得ることができます。

情報をいただいたら、ちゃんとお礼をして、お互いに気持ちよく利用しましょう。

まとめ

現代では、口コミといえばネット上の評判というイメージになっていますが、本来、文字の通り「口」で伝えられる情報です。

看護師は転職をする人も多いですから、口コミ情報はしょっちゅう話題になっているはずです。自分が必要な情報を得るときは、少し努力して頑張ってみましょう。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと