看護師の転職、もっとも楽な方法は?

看護師という、肉体的にもハードな仕事をしていると、転職を考えていても行動に移す余裕がないという人も多いはずです。
できるだけ、労力を使わずに転職するには、どのようなやり方があるのでしょうか。
経験者の声を交えながら解説していきます。

1. 楽したいなら「紹介」ですが、デメリットも

「最初の転職は、転職サイトを利用しました。サイトを見ているとすぐに時間が経ってしまい、なかなか決められず大変だったので、今回の転職は知り合いの紹介に頼りました。履歴書も『形だけでいいから持ってきて』という感じでしたし、面接というよりは院長先生を紹介してもらう、という感じで楽でしたよ」(30代・男性)
「新しい病院ができるというので、紹介されて転職を決めました。とくに困ったこともありませんでしたし、転職にしては楽だったと思います。ただ、職場に不満があっても紹介してもらったところですから、不平不満は口にできませんね」(30代・女性)

医療業界ではいわゆる『コネ(コネクション)』『紹介』『口コミ』といったものを利用して転職することが、他の職業に比べ多いと言えます。
しかし、間に恩義のある人が入るということで、「辞めにくい」「不満があっても言いにくい」などのデメリットはあるようです。

2. 看護師の転職エージェントを活用

自分の経歴と転職に関する希望を、看護師専門の転職エージェントに伝えて、転職先を探してもらうという転職エージェントを活用するというのはどうでしょうか。
たくさんの病院の情報を集めて、比較して、今の職場を辞める時期や転職する時期を検討して…というふうに、転職には決めることがたくさんあります。
そうした決断が苦手な人は、転職エージェントを活用することで楽できると言えるでしょう。
しかしながらやはり、デメリットはあります。転職エージェントは、転職が決まってはじめて、求人を出している施設から手数料を受け取ることができるため、担当者によっては看護師に決定を急かせるようなこともあるというのです。
転職エージェントを利用する際は、遠慮なく自分の意見をハッキリと言うのが大切で、あいまいに返事をしているとどんどん話を進められてしまうこともあるようですから注意が必要ですね。

まとめ

肉体的にも精神的にもハードな看護師という仕事をしていると、転職に対する時間や労力を減らして、少しでも楽したい、という気持ちにもなりますよね。
楽な部分があるぶん、それぞれにデメリットもあるようですから、理解した上でそれぞれの方法を活用して転職するようにしてください。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと