看護師の転職、5月にスタート?

転職を決めた看護師が考えることは、転職のタイミングではないでしょうか。
今すぐというわけではなく計画を立てて転職できるなら、1年の中では何月がベストなのでしょうか。
病院に勤務している人を中心にお話していきたいと思います。

1. 5月頃情報集めからスタートする

5月には、新しい職場へ移るよりも、転職のために情報収集を始める時期にした方が良いようです。
4月には新人看護師が入職し、病院によってはプリセプター制度でプリセプティ(新人看護師)はプリセプター(先輩看護師)についてほぼマンツーマンで指導を受けます。
この期間は、ベテラン看護師は自分一人でやればすぐに終わる仕事でも、プリセプティに説明したり、ときには実践させたりしながらの仕事となるため時間がかかります。
プリセプター制度のない病院でも、新人には指導することがたくさんありますから先輩看護師はやはりどうしても忙しくなってしまいます。
経験者には覚えがあるかとおもいますが、こうした時期は職場全体がバタバタしてしまい、ベテラン看護師ですら余裕がなくなってしまうこともあります。
5月、まだ新人もどうしたらいいのかわからない日々をおくっているという、そのような時期に転職で新しい職場へ入るのは少々大変なことが多いかもしれないので避けられるようなら4月5月は避けたほうが無難でしょう。

2. 5月を過ぎると求人情報が充実する

残念なことに「第二新卒」という言葉が生まれるほど、今はどの業界でも新人がすぐに辞めてしまう傾向があります。
とくに看護師のような専門職となれば、入職してから「やはり自分には向いていない」と実感する人も多いものです。
ですので、どの病院でも「もう辞めちゃうの?」というスピード離職をする新人がいます。新人を即戦力とは考えていないとしても、実習を終えて資格を取得しているわけですから、病院側は人員として人数に数えています。そこに穴が開くわけですから、当然求人も出すということになります。
そのような理由で、5月を過ぎて6月あたりからは求人情報が充実し始めます。自分が転職したいのはなぜなのか、どのような条件なら納得がいくのかなど、じっくり考えるのに最適な時期です。

まとめ

一年の中で転職する時期は誰もが考えると思います。ボーナスなど大きな収入が入らなくなってしまうこともありますから、転職時期はできれば焦らずにじっくり考えてから決めたいものですね。
また、転職先の職場が落ち着かない状況だと、いくら経験者で即戦力とはいえ、質問もしづらく居心地が悪いものです。
5月に情報集めからスタートして転職先を探す、というのがベストなタイミングかもしれませんね。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと