看護師の転職に関するアンケートの信頼度は?

看護師の転職に関するアンケート調査は様々な方法で取られています。
例えば、あるサイトではいくつかの選択肢から選んでいき、書き込みたい部分には書き込むといった形式で、看護師の転職についてアンケートに答えてくれる人を募集しています。
こうした匿名でのアンケートの場合、不満を言葉で表すなど実名では書けない本音を集めることができる反面、遊び半分で答える回答者がいる、または回答者が看護師でもない人の場合もあるかもしれません。
看護師の転職に関するアンケートについて解説していきます。

1. 信頼できる情報源とは

看護師の転職に関するアンケート結果を情報として知りたいのは、病院など看護師がひつような施設の経営者や採用担当者がもっとも多いかもしれません。次いで、他の看護師について知りたいという同業の看護師でしょうか。

看護師が厚生労働省の管轄にあるということで、信頼できるアンケート結果はこちらになります。こうした情報は厚生労働省のHPから随時新しいものがPDFで閲覧できるようになっています。

(看護職員の現状と推移・H26年・厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000072895.pdf

どんなことを知りたいのかにもよりますが、それぞれのサイトがおこなっているアンケート結果は何を基準にしているかをハッキリさせていないものも多いので、注意しましょう。

2. アンケートを依頼されたら

看護師転職サイトに登録する際、もちろんアンケート形式で登録者は情報を入力することになります。希望の転職先の条件や、これまでのキャリアや持っているスキルなど、かなり書き込むことになるでしょう。

こうした情報を与える前に、その看護師転職サイトは信頼できる会社が運営しているものかどうかをしっかり確認してください。
よくわからない会社が運営していて、「Pマーク(プライバシーマーク)」がついていないものなどは情報漏洩の怖れもありますから注意が必要ですよ。

また、「アンケートに答えた人には○○をプレゼント!!」などという言葉にも注意してくださいね。情報がどんなことに使われるのかわかりません。

アンケートというのは本来、物事の傾向を見るためにおこなうものですが、ただ単に、今現在転職したい人の情報が欲しい、ということもあり得ます。

まとめ

様々な情報がお金になる時代です。ある教育関連の大企業が、派遣社員によって大規模な情報流出の被害に遭ったことは記憶に新しいと思います。
アンケート調査は匿名だから、などと気楽に答えることすらちょっと危険があるように思います。
看護師転職サイトからのアンケートに答える際はじゅうぶんに注意してくださいね。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと