クリニックに転職したい看護師の志望動機は?

看護師の転職には様々な志望動機があります。
これまで総合病院に勤務していた看護師が、クリニックに転職するときの志望動機は何が多いのでしょうか。また、どんな志望動機が歓迎されるのでしょうか。
実際にクリニックに転職した経験のある看護師の話も参考になりそうですね

クリニックに転職したい看護師の志望動機についてご紹介していきましょう。

1. クリニックに転職した志望動機と結果を教えてください

「病院勤務の不規則なシフトが私には無理だったみたいで、我慢できないくらいの頭痛が続き、自律神経失調症と診断されました。看護師を辞めたくはなかったので、クリニックへ転職することにしました。仕事は規則的になり体調も良くなりましたが、毎日同じようなことをするだけの日々に物足りなさがあるのも事実です。もし身体が丈夫になっても、看護師としてはブランクのようなものなので、今後病院看護師にはなれないかもしれませんね」(20代・女性)

「美容外科に興味が出てきて、美容外科クリニックに転職を決意しました。条件面も夜勤がないのに手取りはほぼ同じだったので応募しました。採用されましたが、残業が多いことと患者さんに商品を勧める必要があることには驚きました。お手入れ用の基礎化粧品やボディクリームなどを勧めるのですがはじめは抵抗がありましたね。今はあまり考えずに一通り説明する、というように割り切っています」(20代・女性)

「子供が保育園に通うようになり、看護師に復帰するためにクリニック勤務を希望しました。夜勤がなく、決まった時間の勤務だったので選んだのですが、正直後悔しています。子どもの病気の時、代わりの人がいないので休むことができないのです。これなら逆にある程度大きな病院のほうが遅刻、早退などに対応してもらえたと思っています」(30代・女性)

2. クリニックへ提出する際の志望動機はどう書いたら好印象?

クリニックの多くは、医師が院長であり経営者です。
医師としては公務員的な性格というか、ある程度割り切っているタイプで、淡々と仕事をしていく方が性に合っているという医師が多いです。

ですので、働いてもらう看護師にも穏やかで波風立てないタイプの人を希望していることが多いといえるでしょう。スキルアップやキャリアアップを望むバリバリエリート系の看護師はもちろんクリニックには応募しないと思いますけれども、そのタイプではなくても個性が強すぎたり我が強そうに見えたりするタイプは敬遠されがちです。

ですので、志望動機は無理にひねり出さなくても大丈夫。「規則正しい勤務時間を希望しています」といったことを正直に書けば問題ありません。

まとめ

クリニック勤務といっても、様々な仕事があるのですね。とくに美容外科クリニックについては、売り上げの歩合給があるところもあるので仕事内容と給与面をよく理解してから応募したほうが良さそうですね。
また、おとなしくてあまり取り柄がないと思っている看護師も心配ないようです。かえってそういうタイプの人の方が真面目にコツコツ働いてくれて、経営者としての院長先生も助かるはずですよ。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと