美容系の看護師に転職する際の注意点

病院での勤務に疲れ果てて転職、という看護師は多いものです。
特に夜勤のある病棟勤務だと、不規則な生活で自分の身体や精神が参ってしまい、患者さんを癒すどころではなくなってしまうという人もいます。
看護師にもやはり、向き不向きはありますから病院の勤務が不向きでどうしても続かないという人も多いのです。
転職を考えたとき、美容やオシャレに興味があると必ず一度は考えるのが「美容系のクリニック勤務」ですよね。
転職するにはどんな注意点があるのかまとめてみましょう。

1. 好きだけでは勤まらないことも

例えば美容師さんなどは「女性を(人を)キレイにしたい」という気持ちを持っている人が多いですよね。ですから、自分は意外と地味だったり、髪は伸ばしていてたまに仲間に切ってもらうくらいだったり、また、見た目が太っていたらいたでそれをキャラにしてしまえば逆にお客様に好かれたりもします。

ところが、美容皮膚科系でも美容外科系でも、採用される看護師は清潔感と感じの良さを求められます。ズバリ言ってしまうと太った人は採用されないのだそうです。

すごく美人である必要はないとのことですが、髪をまとめてスッキリさせたときに清潔感があるかどうか(一見美人風かどうか)など、容姿も採用の対象になります。

人をキレイにしたい、だけでは勤まらない職場であるということのようですね。

2. ノルマや売り上げ目標があることも

エステサロンのエステティシャンがやめてしまう原因のひとつである「ノルマ」。まさか看護師にはそんなものはないだろうと考えるでしょうが、お客様に勧めて売ることも仕事のひとつ、というクリニックもあります。

ノルマ、とまではいかなくても売り上げ目標を達成するとインセンティブがあったり、ボーナスの査定にひびいたりということもあります。

ところが、逆にこうした「営業」が得意、またはコツをつかんでしまうとかなりの高給も望めますので、看護師の中でも営業のような仕事が好きな人には大変向いている職場ではあります。自分がどんなタイプ、正確なのかよく見極めて就職すれば、看護師の資格を活かしながら夜勤なしで高収入ということも可能な世界なのですね。

また、勤務時間が意外と長いというクリニックも多いのでよく調べた方が良いですよ。

まとめ

病院の病棟勤務で疲れ果ててしまった人にとっては、楽にキレイな職場で働けるかも、と思ってしまうのが美容系のクリニック看護師です。

内容的にはお客様にお手入れグッズなどのモノを販売したり、また、エステサロンのエステティシャンのように美容コースを勧めたり、という仕事がある場合もある、ということですから自分がそうした仕事に向いているかを考えないと、また転職してしまうということになりかねません。

転職先の調査と共に、自分の向き不向きもしっかり把握したいものですね。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと