転職をする看護師はほとんどが、今よりも高給与になればと望んでいると思います。
これは看護師に限ったことではないかもしれませんね。たとえ今の仕事の悩みが人間関係だったとしても、思い切って転職するのだから、給与などの条件も良くなった方がいいと考えるのは当たり前です。
どうしたら転職後に給与が高くなるか、一緒に考えてみましょう。
1. 夜勤の回数を増やせる職場へ
やはり看護師として手当が最も良いのは、夜勤手当ですよね。
今の職場よりもたくさん夜勤できる職場であれば、ほかの条件がほぼ同じなら、給与は上がります。
夜勤というと、「労働基準法で月に何回までとか決まっているのでは?」と考えがちです。ところが、法律で看護師は変形労働時間制といって、例外となっているのです。
今は3交代が当たり前となっていますが、昔はほとんどの病院が2交代でした。16時間以上、つまり2日分の労働時間以上通して働いて翌朝夜勤明けという休みに入るというペースが基本だったため、通常の労働基準法を当てはめることができなかったのです。
もちろん、看護師も休憩時間や週に一度の休日などは決められていますが、夜勤の場合、巡回を決まったじかんにした上でナースコールが鳴らなければ仮眠も取れる職場もあり、労働基準法に当てはめるのが難しく、今も様々なことがグレーゾーンのままなのです。
なんだか、看護師は法律に守られていないように感じるでしょうか?
稼ぎたいという人は、このグレーゾーンを逆手にとって、家族のいる看護師のシフトを代わってあげるなどして夜勤を増やせば稼げるというメリットもあると言えるでしょう。
2. 派遣で看護師をする
仕事が安定して入るとは限りませんが、そのリスクさえ取れば「派遣看護師」は高給与と言えるでしょう。
とくに、夜勤専門の看護師などは稼げます。ただし、経験が必要です。総合病院の病棟勤務を3年もしくはそれ以上の経験者で、即戦力になる人という条件になるでしょう。
派遣の場合でも、派遣先の病院と相性が良く、病院側が常に夜勤の看護師不足という状態なら、仕事は途切れることもないでしょうし、更新も期待できます。
まとめ
高収入は看護師の仕事にとっては魅力のひとつですよね。
大きな病院などに勤務して夜勤もこなせば、女性の仕事としてはかなり高収入になる看護師ですが、その収入に慣れてしまっているとも言えるでしょう。
看護師不足で転職先があるからと、何度も転職を繰り返すと後に自分に不利な状況になりかねません。転職はよく考えてからにしましょうね。
転職の流れ
ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう
ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう
ステップ3:転職サイトを上手に使おう
ステップ4:転職先を決めよう
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