看護師の転職。転職先の比較について

ネット上で情報を得ることができるようになった現代では、看護師が転職を考えたとき、様々な転職サイトから転職先の情報を手にすることができるようになりました。

しかし、最終的にたくさんある情報から転職先を選び、応募するのは自分です。

どうしたら転職先の比較をうまくおこなって、納得のいく転職をすることができるのか、そのポイントをまとめてみました。

1. まずはざっくりおおまかに比較して絞り込む

たくさんの転職先がある中で、まずは自分の望む転職には向かないものを省いていきます。

例えば、夜勤のある仕事でしっかり稼ぎたいという人は、外来だけのクリニックなどははずしていき、比較対象から除きます。

あっちの病院はここがいいけど、こっちの病院はこの部分がいい、という比較をしているとなかなか決断に至りません。絞り込んで数を減らしましょう。

しっかり稼ぎたいのに「クリニックは日勤だけなのにわりと給料良いんだな」などと考えてしまっては、比較対象が多くなりすぎてしまうため、ある程度絞り込んでいく必要があります。

2. 自分がもっとも重視する部分を慎重に比較

ある程度転職先の候補が絞れたところで、こんどはじっくり、その転職先は自分が望む対象であるかどうかを見極めていきましょう。

自分は仕事で何をいちばん重視するのか、転職によって何を叶えたいのかをハッキリさせていくと、転職先の比較もスムーズになるでしょう。

例えば、こんどの転職によって、収入は減らしたくないけれど勤務時間を短くしたいとしたら、日勤、準夜勤、夜勤の勤務時間をしっかり確認すること。また、夜勤を多めに入れてもらうことでどのくらいの収入が確保できるかどうかなど、収入面の確認も必要になります。

まとめ

求人を出している病院や施設というのは、看護師を確保したいわけですから、自分の職場の良い部分を強調していると考えて良いでしょう。「収入の良さ」「福利厚生が充実」「イベントが多く職場の雰囲気が良い」など、書かれていることに嘘はないでしょうから、強調されている部分がその職場の特徴と言えるはずです。

だとしたら、その部分が自分の求める条件かどうかを比較していくと、最終的にどの企業へ応募するかが決まってくると思います。

たくさんの情報があるのは良いことですが、迷ってしまって時間ばかりかかるのは考えものです。自分がどのような目的で転職するのかをはっきり明確にすることで、比較する時間も短くなりますから、転職の目的を今一度見直してみましょう。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと