看護師は一般企業に転職できますか?

看護師が転職したいと考えたとき、一般企業に転職したいと希望する人もいるかもしれませんね。
看護師の転職で、一般企業へ就職することは可能なのでしょうか。
「一般企業」というくくりも大きなものですので、その中にはどのような職場があるのかを考えていきましょう。

1. 一般企業とひとことで言っても様々です

そもそも「一般企業」とはどういったものなのでしょうか。
一般企業とは、営利を目的として経営されている企業のことです。つまり、誰もが名前を知っているような大企業から、ご近所にある小さな会社まで、すべて一般企業と言えるのです。
仕事の内容も、もちろん様々。会社を運営する部署である総務・人事部や会社のお金のことを管理する部署である経理部、ものを売る算段をする営業部、大きな会社であれば広報担当などもあるでしょう。メーカーであれば製造部や管理部などもありますね。
逆に小さな会社であれば、社長が営業マンで経理は総務も兼ねていて、事務職はひとり、ということもあるでしょうし、他にも様々な形態の会社があります。
ですから、一般企業に就職、といってもとても幅が広いということを覚えておくと良いですね。

2. 仕事内容で希望を決めましょう

看護師からの転職の場合、例えば事務系で使うパソコンのスキルなどは経験もキャリアになりますからある程度できても、強みにはならないでしょう。
一般企業の中でも、常に人材を求めているのは営業職です。なぜかというと、ストレスも多く向き不向きがハッキリするため、離職率が高いのです。
その分、きちんと営業成績を残せていけばボーナスなどにも反映しますし、職種によっては完全歩合給やインセンティブ制度など売り上げに応じた報酬をもらえるシステムになっている会社もあります。
せっかく取った看護師の資格を少しでも活かすなら、医療に関連する企業を選び、営業職を希望すれば転職できる可能性は高くなります。
営業が苦手、という人は、自分の強みは何かをハッキリさせるひつようがあります。
一般企業で社員のための看護師として採用されるのは、大都市にある大企業のみで、しかも採用人数はほんのわずかです。一般企業で看護師として働くことは、コネクションや運が必要なくらい難しいことです。
逆に、地方にもたくさんある中小企業においては、少ない人数で会社を運営していかなくてはならないので、やる気を見て採用してくれるところもあるかもしれません。
ただし、自分がなぜその会社で働きたいのかという熱意がなければ、採用には至らないでしょう。

まとめ

看護師をやめたくなったとき、営業職やサービス業ができないようだとかなり一般企業への転職は難しいのだということがわかりますね。
逆に言えば、人を助けたい、癒したい、役に立ちたいという気持ちで看護師になった人は、人と接することがうまい人もいるかもしれません。そういった人は営業職も勤まるのだと思います。
転職を考えるなら、自分にとって得意なこと、できることがあるかどうか、そしてそれを一般企業は求めているのかどうかをよく調べてからにしましょう。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと