看護師だった人が他の業種へ転職したいというのはよくあることです。
いわゆる一般事務や営業事務といった、会社の中でデスクワークをするというのは、看護師からの転職としては無理なのでしょうか。
「普通のOLさんになれば良かった」なんて考えてしまっている元看護師さんへ、どうしたらデスクワークの仕事に就けるか、まとめておきますね。
1. まずは適正検査や自己分析を
看護師の仕事は、忙しいことが多いですよね。気がついたら数時間経っている、なんてよくあることです。
そんなふうに身体と頭の両方をフル回転して仕事していた人にとって、デスクワークというのはじっとしていることだけでもつらい仕事、あるいは、なかなか時間が経たなくて一日が長く感じてしまう仕事になってしまうかもしれません。
「とりあえず何かパソコン関係の資格を!」などと慌てて行動に移す前に、自分が本当に事務系のデスクワークに向いているのかどうか、よく考えることです。
転職サイトの中には簡易的ですが適性検査が無料でできるものもあるようですし、有料でそうした適性検査を受けられるサイトもあるので、冷静に判断してみてください。
2. 必要な資格を見極める
自己分析や適性診断においてもデスクワークが向いているとなったら、自分がやりたい仕事のために必要な資格を見極めることから始めましょう。
先ほど「自分がデスクワークに向いているか」を冷静に判断して欲しいと言ったのは、付け焼き刃で取得できる程度の資格では、転職の役には立たないからです。
もし、パソコンをちょっと習った程度の資格で事務職のデスクワークに転職できるとしたら、ブラック企業という可能性も大です。
ある程度デスクワークに必要な資格は、専門学校や大学で取得している新卒者が多いのに、これまでデスクワークしたこともない人が優先的に採用されるとしたら、何かしら裏があるはずです。
自分の得意なことを活かすなら、その職に就くにはどの程度の技術が必要か、しっかり調べましょう。色彩感覚や絵が得意で、ウェブデザインの仕事をするとしたら、基礎を学ぶのにどのくらいの時間がかかるか、採用後もどのくらい勉強が必要かなど、今はネットもありますから直接応募した会社に問い合わせるなどしてみると良いですね。
まとめ
デスクワークに転職したいからと、すぐにパソコン教室に飛び込んでも転職にはあまり役には立たないことがわかりましたね。
一般的に大学などではそうした資格をすでに取得している人がその上で、語学や経済関連、法律関連の資格を持っているという時代ですから、ちょっとパソコンを習えば良いと言うことではないようです。
看護師を辞めた焦りからブラック企業につかまってしまうことのないように、充分注意してくださいね。
転職の流れ
ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう
ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう
ステップ3:転職サイトを上手に使おう
ステップ4:転職先を決めよう
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