看護師の転職、保育園で働きたいなら

病院勤務に疲れて転職を考えている看護師の中には、看護師の資格を活かして病院以外の職場で働きたいという人もいることでしょう。
近年、保育園にも看護師を配置しているところが多くなっていますが、なかなか求人では目にしないかもしれません。
どうしたら保育園で採用してもらえるのか調べてみました。

1. 保育園の看護師は辞めない人が多い

保育園で採用された看護師の多くは、自分自身が育児をしている、または育児が一段落した人です。
以前は病院勤務だった人でも、子育て中は夜勤をしたくないなどの理由で保育園や幼稚園の看護師になるので、その職場で働けるなら辞めない人が多いのです。
学校の保健室勤務は「養護教諭の免許状」が必要になるためとてもハードルが高いのですが、保育園や幼稚園では看護師の資格のみで働けるため、空きがあれば応募したいという人は多く、とくに公立保育園などはコネがないと空き情報さえわからないという状況もあります。

2. どうしてもというなら保育士の資格取得も視野に

子どもが好きなどの理由で、どうしても保育園で働きたいという場合、保育士の資格を取得するというのもひとつの方法です。
保育士の資格は筆記で「保育原理」「教育原理および社会的養護」「児童家庭福祉」「社会福祉」「保育の心理学」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」の8つの科目に合格する必要があるのですが、合格の有効期限が3年間あるので、受からなかった科目だけを翌年勉強すれば良く、看護師の勉強と関係していることも多いので看護師の資格を取れた人ならそれほど難しいことではないと思います。
実技でオルガンやピアノを弾くために音符が読めないといけないと思っている人も多いようですが、「音楽」「絵画制作」「言語(お話をする)」の中からふたつを選べば良いので心配ありません。

まとめ

例えば市立保育園だとすると、職員は市の職員、つまり公務員となります。夜勤のある看護師と比べて収入は多いとは言えませんが、休日やボーナスなどがしっかりもらえて安定しているため人気があります。
自分に公務員になるために協力してくれるような特別なコネがないようなら、看護師にプラスして保育士の資格を取ってアピールすることもできるのですね。
ただ、空きがないことには募集もないわけですから、なかなか辞めないということは少々現実的には難しい職場と言えるのかもしれません。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと