看護師の転職。面接で質問しておけば良かったこと

看護師に限ったことではありませんが、転職の面接では緊張していて尋ねるべきことを忘れ、後悔することになりがちです。
訊きにくい質問というのもありますが、転職後に後悔してしまうくらいなら勇気を出して質問するべきですよね。
体験談も含めて面接の質問で失敗しない方法をご紹介していきます。

1. 書きだすことで気まずさをなくす

「最初の転職は、看護師専門の転職サイトを活用したので十分に情報は得ているようなつもりでいました。ところが、ボーナスの金額を見て『あれ?』って。月給は手取り額で確認していましたが、基本給の低さに気づかなかったのです」(30代・女性)

「先に転職していた仲の良い同僚に教えてもらったのですが、転職の時の面接では給与面や休日など訊きにくい質問を紙に書いていくと良いですよ。サラリと『すみません、再確認したいのですが』と口にして、質問が書かれている紙を取り出して読み上げれば気まずさはありませんでした。相手の返事をメモにとることも、後に確認するときに役立ちます」(20代・女性)

2. 質問しても悪い印象を持たれない方法

総合病院の採用担当者はこう言います。
「質問は遠慮なくしてもらってかまいませんよ。私の場合面接する人数が多いのでいちいち気にしていませんが、悪い印象を持たれることが気になるなら、そこで働きたい気持ちを相手に伝え、それから質問すると良いでしょう。質問の答え次第では働きません、という雰囲気ではなく、ここで働きたいけれど確認したい、という態度を見せるには笑顔がいちばんでしょうね」

訊きにくい質問も、質問するときの態度が大切、ということになりそうですね。毎月の手取り月収や夜勤の回数、休日数はよく比較のために話されますが、お盆休みや年末年始の休みがあるのか、ボーナスは自分の場合ならどれくらいもらえるのかなどは尋ねないと相手からは提示されないことも多いようです。
悪い印象を持たれると働きにくくなるという不安はわかりますが、諸条件がハッキリしない職場で働くのも不安なものです。笑顔で尋ねておきましょう。

まとめ

面接の際に訊きにくい質問というのはありますよね。でも、知らないままなんとなく働くというのもうっすらと常にストレスがあるようで良くなさそうです。
笑顔で「一応確認したいのですが…」と言って気になることは尋ねましょう。緊張してできなさそうなら紙に書きだして持って行けば質問できるでしょう。

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