看護師として転職活動をするとき、最後には必ず「面接」が控えています。
希望の職場への面接に向かうには、どんな服装がふさわしいのでしょうか。
現場の人事採用担当者の声を交えて解説していきます。
1. 新しく購入する必要はない?!
総合病院の事務長で、人事採用担当者のAさんはこう言います。
「うちの場合は、とくに服装に関してはあまり採用の基準にはしていませんね。もちろん、きちんとした印象を与えることは大切ですから、持っていればダーク系のスーツなどが良いでしょうが、ブラウスとスカート、パンツスーツ、ワンピースなど、ちょっとかしこまっている程度で充分だと思いますよ。ブランクのあるママさん看護師などのときは、事務職員が気を利かせて『わざわざ面接用に服を購入しなくても良いですよ』と電話でアドバイスしていることもあります」
とくに転職の場合、持っているならもちろんスーツが良いでしょうが、手持ちの服のなかでいちばんきちんとした服装なら問題ないようですね。
2. 見た目よりも内容重視です
看護師の採用の場合、新卒の時期以外は忙しい仕事の合間に中途採用の面接をしていますから、自分が思うより、採用担当者は服装を気にしていないようです。
どちらかというと、これまでのキャリアや転職回数などを見て、その職場で長く働いてもらえるかどうか、まわりのスタッフとうまくやっていけるか、患者さんに良い印象を与えられるか、といった人柄、つまり『見た目よりも内容重視』と言えるのですね。
3. 最近の傾向では体型も基準に?
前出の人事採用担当者のAさんによると「最近は、喫煙者や肥満者など、不健康な看護師を避けて欲しいという声が、ドクターから来ていますね。患者さんに健康に関するアドバイスをしていても、病院の職員自体がとても不健康というのはまずいということで。ただ、昔からの職員には喫煙者も多いですし、かなり肥満体型の男性看護師もいますが」ということです。
服装は、できるだけ自分の体型をスッキリ見せるようなものが良いのかも知れません。
まとめ
人事採用担当者の事務長Aさんによると、中途採用の面接は、看護師長とふたりでおこなうそうです。現場では重要視される人柄を知るために、看護師の代表として看護師長が面接をし、他の看護師とうまくやっていけるか、また、患者さんを安心させるために重要な笑顔が出ているかをチェックするとのこと。
服装に関しては、手持ちの中でいちばんきちんとしたものなら大丈夫そうです。
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ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう
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ステップ6:面接に備えよう
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