看護師が転職して合わないと感じたら

転職は誰にとっても大きな決断になりますし、人生の中では大きな変化と言えるでしょう。
そして、実際に転職をしてみると、転職先を探すことから始まり履歴書の準備、面接、退職の報告と手続きなどかなりのストレスを感じるはずです。
そんな大変な思いをして転職をしたあとに、自分には合わない職場だとわかったとしたら、どうしたらいいのか悩みますよね。
合わない職場になってしまう原因と、そうなってしまった場合どうしたらいいのか、経験者の声をもとに考えてみましょう。

1. 転職先を自分の目で確かめていない

転職先が自分と合わない原因の多くは、自分で転職先を確認していないということがあります。
忙しく働く看護師のために、看護師専門の転職サイトや転職エージェントがあります。
上手に活用すれば便利なこともありますが、注意しないと自分と合わない職場を紹介されてしまうという結果になりかねません。Sさんの体験談です。
「精神的に参っていて転職を希望していたため、親身になって話を聞いてくれる転職エージェントをすっかり信用してしまいました。これまでは300床程度の総合病院に勤務していましたが、紹介されたのは30床ほどの単科病院。はじめは規模の違いについて質問していたのですが、強く勧められ、働きやすい職場と聞いて納得し、転職を決めました。結果、自分には合わなかったんです。看護師同士がプライベートのことまで知っていて、転職した日からずっとプライベーなトことを根掘り葉掘り聞かれ、疲れてしまいました」
転職エージェントに任せきりにせず、一度はその病院を訪れてナースステーションの雰囲気を見ておけば良かったとSさんは後悔しています。

2. 合わなかったときどうしたか

実際に転職後、自分とは合わない職場だと感じたら、どうしたら良いのでしょうか。
「私の場合は、合わないと感じながらも1年は働きました。幸い、看護師という仕事は看護師同士が合わなくても、患者さんや他のスタッフと接している時間が長いですから、仕事に集中すれば乗り切れる仕事なんですよね。けれどやはり、気が重い感じが抜けずこのままでは自分がやられてしまうと感じて転職しました」
「引っ越ししての転職だったので、簡単に辞めることはできないと感じていましたが、どうしても辛くて2か月で転職しました。幸いすぐに転職先はみつかりましたので」

まとめ

ひとことで「合わない」と言っても、程度には差があるようです。体験談にあるように、合わない人が数人いるだけなら、大きな病院であればどうにか我慢して仕事に集中することができるのも看護師の良いところかもしれませんね。
自分の身体や精神が壊れてしまうのは良くありませんから、どうしても辛いなら転職を考えることも仕方ないことではないでしょうか。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと