看護師が転職で辛いと感じること

転職を考えている人は、今の職場を辞めたいという人がほとんどですよね。そうした状況にいるときはとにかく「辞めること」が最も良いことだと考えていますから、転職の大変さより「とにかく辞めたい」気持ちの方を強く感じています。

転職活動をしていくうちに「辛いなあ」と感じることもあるようですから、看護師で転職を経験している人の声を参考にしてみましょう。

転職の本当の辛さを理解しておけば、ただ「辞めたい」から辞める、という短絡的な行動を避けることができるかもしれませんね。

1. 看護師も辛いけれど転職も辛い

看護師歴3年になったSさんは、少々複雑な家庭で育ちました。小学1年のときに父母が離婚し、再婚した父親と暮らすことになって1年足らずで父は他界。母親はすでに別の男と暮らしていたためSさんは養護施設へ。その後、中学生のときに父方の祖父母が引き取ってくれ、今も祖父母と共に暮らしています。

勉強は好きでしたが奨学金を借りてまでの大学進学よりも専門職を目指した方が良いと高校の先生にも言われ、専門学校を卒業し准看護師として働きながら正看護師の資格を取得。祖父母はとても喜んでくれました。

本を読むのが好きでおとなしい性格だったSさんは、毎日患者さんと関わることが次第に辛くなっていきました。社交的な先輩や同僚が患者さんと冗談を言い合っているのを見ると、生真面目な自分の性格が嫌になったと言います。

しかし、近所の人にまで「孫が看護師になった」と自慢している祖父母を思うと転職するとも言い出せずにいます。看護師の仕事も自分に向いていないので辛いし、辞めることも祖父母の気持ちを思うと辛いと言います。

2. 転職できるのは接客業か営業職が中心

「とにかく看護師の仕事が辛い」と感じて病院勤務を辞めたTさんは、転職活動では本当に辛い思いをしたといいます。

「どうせなら週末が休みという、普通の仕事に就いてみたいと考えていました。しかし、看護師の専門学校は専門学校卒といっても社会では役に立たないことが多いようで、高卒扱いという印象でした。必ず訊かれるのが『どうして看護師を辞めたの?もったいない』ということ。向いていないと話すと『どんなところが?』などと根掘り葉掘り訊かれ、結果は不採用。落ち込みますよ」

Tさんによると、結局採用してくれそうなのは自分の力でモノを売る営業職。とくに誰でも採用してくれるのは化粧品や保険のセールスといった歩合給の仕事。それはちょっと自分にはできない、と感じて他を探すとホテル勤務や飲食店勤務といった接客業が多かったそうです。それでは結局週末は仕事ですよね。

Sさんは結局、ホテル勤務を選びましたが「もし30才を超えていたら採用されなかったかもしれません」と話してくれました。転職活動はそれまでの自分を否定されているようで辛かったと言います。

まとめ

看護師の仕事もつらいけれど、転職活動もつらいということ、よくわかりましたね。
看護師の先輩達はよく、「今でも『辞めたい』の波は襲ってくる」と言います。3年目までは、その「波」がしょっちゅう起こるようなのですが、年を重ねると減っていくのだそうです。
辞めたいな、と感じてもその「波」さえ乗り越えてしまえば、やりがいがあって収入も良い看護師の仕事に誇りと魅力を感じられるときが来るのかもしれませんね。

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