看護師の転職、志望動機がなく転職理由は結婚だったら

看護師は女性の多い職業の一つです。
女性はたとえ本気で仕事をしていても、家族のために自分の生活を変えなくてはならないことがありますよね。
結婚、妊娠、出産といった大きな転機や、育児、親の介護など日々続く生活の負担など、男性に比べてほとんどは女性が調整してしまうのが今の日本の現状ではないでしょうか。

転職する理由、つまり志望動機が結婚ということももちろんあることでしょう。
そんなとき、志望動機をどう伝えたらよいのか悩んでしまうかもしれませんね。
結婚を機に転職するときの志望動機について説明していきましょう。

1. 履歴書も面接も、正直がいちばんです

総合病院の採用担当者に尋ねてみたところ、「志望動機に関しては正直に、率直に言ってくれた方が助かる」とのことでした。

「結婚」なんてプライベートなことですし、仕事とはあまり関係ないかもしれないと若い方は思うかもしれませんね。
しかしそんなことはないのです。
結婚しているということは、妊娠出産を数年のうちに経験する可能性は高いですよね。今はちゃんと産休育休が取れる職場がほとんどですが、シフトはそれなりに調整していかなくてはなりません。
今の自分の状態をきちんと話しておくことでお互いに転職後の「こんなはずじゃなかった」を避けることができますよ。

2. 結婚している方が採用に不利?

結婚を機に転職するという場合、採用に不利なのではないかと感じる人も多いでしょう。
確かに、看護師が一人しかいないといったクリニックなどで、採用した看護師が妊娠出産ですぐに休まれるのはきついかもしれません。
ただし、長く働いてくれるつもりで一時的に産休を取るという態度であれば経営側もその時期だけ派遣看護師を利用するなどして乗り切りますから大丈夫です。

それでも不安という場合は、産休育休を取ったあと復帰している看護師が多く働いている病院をみつけるのも良いですよ。ある程度の規模の病院になるでしょうが、産休育休を特別視せずに対応してくれるはずですから。

まとめ

結婚を機に転職したいという場合、今のことだけではなくやはり妊娠出産についてまで考える必要がありますね。
結婚していることを伝えたことで不採用になるとすればそれはそれで、良かったと思うことにしませんか。もしも採用されたとしても、きっと既婚者が働きにくい病院だと思いますよ。何度も転職することになるよりは、断ってもらえた方がこちらとしてもありがたいですよね。
どちらにしても結婚が志望動機にかかわっている場合はハッキリと先方に伝えることが大切ですね。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと