看護師が転職する際に知っておいた方が良い現実

転職を考えているときは、自分自身がいっぱいいっぱいという状態のことが多く、「とにかく辞めたい」といった気持ちが強いため、あまり広い視野を持てないかもしれません。
看護師の場合は転職先がたくさんありますから、深刻に考えなくても転職はできることでしょう。
しかし、何度も転職を繰り返すようだと看護師としてのスキルも磨かれることがないでしょうし、なにより落ち着いた生活がおくれなくなってしまいます。
看護師が転職する際に知っておいた方が良い現実を調べてみました。

1. 看護師の転職者は多いのか?

厚生労働省の「平成27年度転職者実態調査の概要」によると、「一般労働者がいる事業所」のうち、「転職者のいる事業所」は35.7%となっています。
産業別にみると「情報通信業」48.7%「運輸業・郵便業」48.5%に次いで「医療・福祉」45.3%と医療関係は第三位となっていることがわかります。
また、日本看護協会の「病院看護実態調査」では、「常勤看護職員離職率」10.8%「新卒看護職員離職率」7.5%となっています。病床規模別に離職率を見ると、99床以下の病院が若干高くなっています。
厚生労働省でのくくりである「医療・福祉」で見ると離職率の高さに驚きますが、実際に病院看護師の実態を見るとそれほど離職率は高くないことがわかりますね。

厚生労働省「平成27年度転職者実態調査の概要」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-h27-1-01.pdf
日本看護協会「病院看護実態調査」
http://www.nurse.or.jp/up_pdf/20160418114351_f.pdf

2. 転職の現実は

一章では数字から看護師の転職の現実について考えてみましたが、現実に転職している人は満足しているのでしょうか。
それを数字で表している信憑性のある調査はみつからなかったのですが、実際に今、「看護師 転職」というキーワードを入れて検索すると驚くほどの看護師専門の転職サイトやエージェントがあることがわかります。
こうしたサイトが成り立っているということは転職者の数が変わらずにあるか、増えているかだということでしょう。
転職する人が後を絶たない、ということは、もちろん初めて転職する人もいるのでしょうが、日本看護協会の調査では新卒で離職する人は8%程度、そうでなくても10%程度であることがわかっています。ということは、転職後満足して勤続している人は多くないのではないかと推測できます。

まとめ

看護師の離職率が、イメージよりは高くないことがわかりましたが、転職サイトなどがたくさんあって、成り立っているということは利用している転職者がいることになります。
転職したい気持ちはあっても、転職すればすべてが解決するわけではないということをしっかり現実として受け止めて、その上で転職活動をしたいものですね。

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転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

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他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと