看護師が転職活動をはじめる時期はいつが最適?

看護師が転職を考えたとき、転職活動をはじめる時期はいつが良いのでしょうか。

いくらなんでも、これまでお世話になった職場に対して『来週辞めます』では申し訳が立ちませんよね。

ここでは、経験者の話も含めて、どの時期に転職活動をするとスムーズに転職できるのかをまとめています。

1. 転職者の立場と施設側の立場

転職したいと考えている看護師の立場でいえば、中途半端な時期に退職するよりもボーナスをしっかり受け取ったタイミングで次の職場へ移りたいですよね。

施設側としては、急に辞められてしまうのが最も困ることだそうです。夜勤のシフトなどで現職の看護師に負担が押しつけられてしまうからです。

これらのことは、看護師の転職に限らず、どの職場でも同じことだと思います。社会人として、責任ある行動を取るようにしましょう。

ボーナスをしっかり受け取るのは少しも悪いことではありませんから、そこを基準に考えて、転職活動をいつはじめたらいいかの時期を逆算すると良いでしょう。

転職先と時期が決まったら、早めに今の職場には退職の意を伝えること。やはり気持ちよく辞めて次の職場へ移りたいものです。

2. 転職経験のある看護師の経験談

「僕の場合、以前の病院はボーナスが12月なので、12月いっぱいで辞めるというつもりで、春頃からもう転職活動はしていました。夜勤のときや、自分の手が空いているときには救急車の受け入れに立ち会っていましたが、救命救急を専門にしたいと思い始めたのです。エージェントに登録したものの、希望する職場はなく2ヶ月が過ぎました。幸い、院長先生が相談に乗ってくれたので、登録していたエージェントでは紹介してもらえなかった大学病院を紹介してもらえました」(30代・看護師歴7年)

「すぐに転職したいというほどではなかったのですが、彼との結婚も考えていたので、夜勤のない職場へ行きたいとは思っていました。転職サイトは3つ登録して、近くて夜勤のない職場を探していました。良い職場がみつかっても、相手側が『今すぐ勤務することが希望』だったりすると無理だったので、なかなか決まりませんでした。たまたま、半年後に開業するクリニックがみつかり、採用が決まってから職場へ辞職の希望を出し、タイミング良く転職できました」(30代・看護師歴8年)

まとめ

経験談を読むと、転職に成功している看護師は、焦らずに早めに転職活動をはじめていることがわかりますね。

「もう、嫌になったから今すぐ辞める!!」という気持ちでの転職では、職場に迷惑をかけるばかりではなく、自分も充分な転職活動期間を得られず、納得のいく転職ができないようです。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと