看護師の転職方法にはどんなものがある?

転職したいと考えていても、なかなか実行に移せないという人も多いのではないでしょうか。

「きっかけがあれば動き出せるのに」というとき、どんな行動をとれば後悔のない転職につながるのでしょうか。

看護師が転職したいとき、転職方法にはどのようなものがあるか、そのメリット・デメリットも含めてまとめますので、参考にしてみてくださいね。

1. 口コミや紹介など直接的な方法

看護師は他の職業に比べ、転職する人が多いようです。そのため、自分が転職した先にいる看護師が、以前の職場にいた看護師と知り合いだったなどということはよくあります。

また、看護学校での同期や勉強会で知り合った別の病院の看護師など、情報を得ることのできる看護師の知り合いは思いのほか多いものです。

そういった看護師仲間から、病院の働きやすさや待遇などを聞いて、働きたいと思う病院に直接問い合わせ、転職希望を出すこともできるでしょう。

メリットは、身近な人の口コミや紹介なら、信用できるということ。

けれど、注意しなくてはならないのは、感覚は人それぞれということです。例えば、アットホームで皆がプライベートも知っていて、しょっちゅう飲みに行くような職場が好きな人もいれば、仕事は仕事と割り切って、クールな付き合いをしたいという人がいるように、「すごく良い職場だよ」と紹介されても、それがどのような意味で「良い職場」なのかをきちんと見極める必要があります。

デメリットは、紹介されて転職した場合、苦情が言いにくいこと、紹介者の立場を考えると辞めにくいことなどがあります。

2. 転職情報誌や転職サイトなどを利用する

多くの人は、転職を考えたときにまず、転職情報誌や手軽に見ることのできる転職サイトを利用するようです。

一度に多くの職場を比較検討できる、転職フェアなども人気があります。

メリットはやはり、情報量です。自分では知らなかった病院や施設などの求人が出ているのを目にすることもあるでしょう。

デメリットは、転職情報誌や転職サイトなどに掲載されている情報は、クライアント側、つまり求人側が決めて書いているということ。つまり、すぐにでも看護師に来て欲しければ騙すつもりはなくても、ついつい良い情報ばかり掲載してしまう可能性があるということです。

まとめ

転職したいと思ったら、まずは近くの知り合いや友達に相談するというタイプの人は、紹介や口コミで情報を集めた方が確実なようですね。

一方、まわりの人には知られずに転職の準備を進めたいというタイプなら、情報誌やネットで情報を集めるのが向いているようです。

どちらのタイプだとしても、後悔のない転職をするためには、あまり急ぎすぎずによく検討することが大切ですね。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと