看護師が一年未満で転職をするにあたって気をつけること

看護師に限らずどんな職業でも、あまりに短い在職期間で辞めてしまうのは本来なら避けたいところですが、どうしようもない事情がある場合もありますよね。

一年未満で転職することになってしまった場合、どのようなことに気をつけて転職をすべきでしょうか。経験者の声も合わせてご紹介していきます。

1. 看護師の仕事に誇りを持てるまでには時間がかかることを知る

ベテラン看護師に訊いてみてもわかることなのですが、ほとんどの看護師が一度は「自分は看護師に向いていない」「辞めたい」と考えたことがあるのだそうです。

今は同じ病院に12年勤務しているある看護師の声です。

「実は、この病院に来る前に辞めてしまったとき、看護師になって8ヶ月目でした。同期の看護師より覚えが悪く、メモを取れば『メモは後にして』と言われるなど、もうどうしたらいいのかわからず、朝起きるのがつらいという状況でした。今だから言えますけれども、辞めて他の病院に行っても、大変なのは同じでした。看護師が余裕を持って仕事ができるようになるには時間がかかります。一年未満で辞めるのはとても印象が良くないので、できればすこし頑張ってみて、とアドバイスしたいですね」(30代・女性)

この看護師はまた、「同じ出来事があっても新人のときはショックを受けたり慌てたりしてしまっているだけ」というアドバイスもくれました。自分の判断でさっと動けるようになったり、薬の名前がすぐに出てくるようになったりする頃には患者さんの家族に感謝されるなど『看護師をしていて良かった』と思える瞬間が増えると教えてくれましたよ。

2. これから先も本当に看護師をやっていきたいか考える

一年未満で看護師を辞めたいと感じたとき、それは今の職場を辞めたいのか、それともこれから先も看護師はやりたくないのか、じっくり考えるべきと先輩看護師は言います。

「私の同期で、1年未満で辞めた人がいます。先日たまたま街で会ったので立ち話をしたのですが、今は介護の仕事中心だと言っていました。せっかく看護師の資格を取ったのに長いブランクのため自分にも自信が持てず、介護施設に就職したのだとか。私も今はパートタイム勤務ですが、彼女の時給はなんと私の半分以下。あとで看護師をしたくなっても1年未満で辞めてしまっていては経験が足りないでしょうし、長いブランクの後自分が不安になってしまっては中途半端な仕事しかないということですよね」(40代・女性)

まとめ

この、看護師を1年未満で辞めてしまった同期の女性は、長い間飲食店の仕事をパートでしていたのだそうです。子ども達の進学に伴って出費が増え、看護師の資格を活かそうと思っても、経験が1年未満では、応募先に何か言われるより先に自分が病院に応募する自信を持てなかったのだそうです。

今が辛い、キツいのはもしかしたら、「今だから、新人だから」なのかもしれませんよね。せっかく取った看護師の資格、後々活かせることを考えて転職を踏みとどまってみるのも良いかもしれません。

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