看護師が新人のうちに転職するときには?

看護師が一人前になるのには、少なくとも3年はかかるといわれています。

そんな中、新人で入職した職場がどうしても自分に合わない、このままでは精神がやられてしまうと感じて転職の道を選ぶ人もいるでしょう。

新人の転職には厳しさが必ずついてくるようです。新人のときに転職したくなったらどのように考えれば良いのでしょうか。

新人で転職した看護師の声と採用担当者の声を集めました。新人が転職を考えたときに参考になることがあればと思います。

1. 「後悔している」という声も

「勤務半年で『もう限界』と思い転職しました。うちの場合、母親も看護師で『あと少しだけ頑張ってみたら』とアドバイスをもらったのですが、それが逆に『辞めてやる!』って気持ちになってしまうきっかけに。辞めてからしばらくは看護師になる気持ちになれず、3ヶ月程度飲食店でアルバイトをしていました。その後やはり看護師になろうと転職活動しましたが、やはりブランクの理由など訊かれて厳しかったです。転職後もやはり、さほど良い職場とは言えませんでした。母の言うとおり、あと少し頑張ってみれば良かったかもしれません」(20代・女性)

総合病院の採用担当者によると、新卒で勤務し始めて1年未満での転職希望者に対しては、やはり人柄ややる気を厳しく見てしまうのだそうです。採用しても即戦力にはならず、先輩について覚えることから始める必要があるため、現場の看護師は指導もしなくてはならず忙しくなってしまうのです。そうして職場をひっかきまわしてすぐに辞めてしまわれては困るからです。

転職の難しさ、やっと採用してもらえたところで、その職場が良いかどうかはわからず、以前よりもっと辞めにくくなってしまうということを考えると、新人のときの『辞めたい』気持ちはできれば我慢してみる方が良い結果になるのかもしれません。

2. 理想の職場にはまだ実力がついていかないと考える

ある新人看護師が辞めるとき、「私が病院実習に行かせていただいた病院と、あまりに違いすぎる」と不満を口にして辞めたのだそうです。彼女はもっと大きな病院で働きたいという希望があったようですが、看護師達の間で彼女が理想の病院に転職したという噂は誰も聞いていないのだとか。

3年以上務めて、看護師として一人前になってからスキルアップのために転職したいとうならまだしも、はじめに入職した病院を1年足らずで不満に感じて辞めた看護師を、大きな病院がそう簡単に採用するとは思えません。

確かに、実習に行った病院はしっかりとした大きな病院だったのでしょう。先輩のベテラン看護師達も実習生ということで、入職してきた新人よりは優しく対応していたのだろうと思います。しかし実際に、新人をちやほやしてくれる職場などないに等しいのです。

社会に出てまだほんの数年、または1年未満で自分を雇ってくれた病院に不満を言うのはどうかと思います。それぞれの病院で機材も違えばやり方も違うのだな、と理解して勉強していくことが新人のすることなのだと考え直してみた方が良かったのでしょうね。

まとめ

人間関係などで「もう限界」と感じて辞めるとしても、「もっとちゃんとした病院に」という向上心を持って辞めるとしても、看護師が新人のうちに辞めてしまうのは、転職するにあたってかなり厳しい状況に自分を追い込むことになってしまうようです。

不平不満が出てきたら「自分もまだまだなんだから」という謙虚な気持ちになることも必要なのかもしれません。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと