看護師の転職、ハローワークとナースセンターって?

現代ではインターネットの普及により、何を知りたいときもまずはネット検索するようになりました。
当然、転職を考えている看護師も、ネットで求人情報を探すようになったはずです。昔から職業安定所として存在したハローワークの活用や、1992年にできたナースセンターの活用は意味がなくなってしまったのでしょうか?
看護師がどのように転職するかを考えてみましょう。

1. ハローワークの有効求人倍率と特徴

「有効求人倍率」というのは、仕事を求めている人一人に対し、何件の求人が出ているか、ということになります。
つまり、働きたい看護師一人に対し、3件の病院やクリニックが求人を出している状態なら有効求人倍率は3倍ということです。
有効求人倍率が高いほど、世の中は働き手を求めている、つまり経済に活気がある状態という指標にもなっています。
ハローワークでの看護師の有効求人倍率は、平成19年度2.3倍だったのが、徐々に増えて平成24年度では2.78倍となっています。
ハローワークは求人を出す企業側にとって無料で求人情報を出せるありがたい場所です。紙媒体でもネット上でも、人材を募集するとなると求人広告費がかかってしまうのです。
ですので、看護師が不足しがちな病院や施設は常にハローワークに情報が載っているということも多くあります。

2. ナースセンターの有効求人倍率と特徴

ナースセンターというのは、1992年に「看護師等の人材確保の促進に関する法律」が定められたときにその法律に基づき設置されました。
各都道府県に必ずひとつはある、看護師専門のハローワークといった施設になります。
ナースセンターのおこなう求人機関「ナースバンク」の有効求人倍率は、ほぼハローワークでの看護師に対する有効求人倍率と同じになっています。
ナースセンターの特徴として、ブランクのある看護師が就業したいというときに必要な研修を行っていたり、看護師の進路相談、メンタルヘルス相談に応じていたりします。
もちろん、施設に足を運ばなくてもeナースセンターというネット上のサイトで求人情報の閲覧や情報の取得などもできますから、看護師専門の求人サイト同様の便利さになっています。

※「看護職員の現状と推移(PDF)」より
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000072895.pdf

まとめ

看護師の転職というと、今はすぐにネットの看護師専門求人サイトを活用しますよね。便利で親身になってくれるサイトがあればもちろん活用しながらも、ハローワークやナースセンターのようにある意味公的な機関を利用する長所もあります。
例えば、自分の条件に合った奨学金や助成金の情報などを得ることができるというのもそのひとつ。仕事の復帰に自信のない人に向けた研修も、最近の看護の知識や技術を指導してくれるというように看護師にとって必要な協力をしてもらえるということもあります。
日本人は特に、お役所仕事を嫌う人も多いですが、情報を活用するという意味でハローワークやナースセンターも、看護師求人サイト同様に利用してみると良いでしょう。

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