看護師が転職後、辞めたいと思うときは?

やっと希望の職場がみつかったと思って心機一転スタートしたのに、新しい職場でも「辞めたい」と考えてしまう。ただのわがままに見えてしまうかもしれない、と思うとなかなか言い出せないですよね。

看護師が転職後に思わず「辞めたい」と思ってしまうのはどんなときでしょうか。
転職経験者の声を含めて解説していきましょう。

1. 転職が原因で「辞めたい」と思うことも

「転職先は以前働いていた総合病院に比べると小さなクリニックです。私は転職2回目なのですが、そのクリニックに勤めている看護師は、ほとんどが転職経験なし。転職理由を何度も訊かれたり、前の病院のやり方を訊かれたりしてうんざりしてしまい、辞めたいかも、と思うことがあります」(20代・女性)

「良く言えばチームワークがいい、悪く言えばプライベートまでべったり、という結束力の強い看護師の中に転職で飛び込んでしまいました。飲み会やらバーベキューやら、仕事以外に拘束される時間が多く、みんな家族連れで来るので子どもの苦手な私は子どもの相手がしんどくて、辞めたい、と思います」(30代・女性)

2. 求人情報ではわからないことが「辞めたい」原因に

経験者の話を聞くと、求人情報には書いていないことが「辞めたい」原因になっていることがわかりますね。

この他にも

「手術室で、ディスポのものを再利用しているのが不安です。ドクター自身が経営者なので、ケチなのはわかりますが、衛生面など考えると何が起こるかわからないと思い、それがストレスになっています」(30代・女性)
「前の職場に比べて、とにかく休憩が少ない!!昼休みもみんな、食べ終わるとすぐに仕事に戻るので、たぶん15分くらいです。いつも足がパンパン。もう少し休もうよ~!!」(20代・女性)

など、やはり求人情報では知り得ないことが「辞めたい」原因となっているようです。

まとめ

限られた求人情報ではわからないことは、どんな職場でもたくさんあるはずですよね。
わからないことがたくさんあるけれど決断しなければできない転職というのはある意味、運も関わっていると強く感じます。
人の精神も、病気になりますから転職後の「辞めたい」はわがままだと決めつけず、どうしてもつらくて、解決の糸口がまったくみつからないなら次の転職を考えるのも仕方ないことと割り切ってしまいましょう。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと