看護師が転職で受け取れる支援金とは

看護師の転職の際には、今働いている職場を辞める時期と次に働く職場のスタート時期のタイミングによっては収入がなくなってしまう期間ができてしまったり、引っ越しが必要になったりと何かとお金の不安がありますよね。

転職サイトなどでは『転職祝い金』『転職支援金』などの名目でお金がもらえると、トップページに大きく記載されています。

支援金という名目でお金がもらえる仕組みについて解説していきます。

1. 公的な支援金ではありません

看護師の転職に対してもらえるお金とはどのようなものかをまずは理解しましょう。

『転職お祝い金』ならまだしも、『転職支援金』というネーミングは、まるで公的補助を受けられるかのような印象を持ってしまう人もいるのではないでしょうか。

転職サイトが儲けている『お祝い金』や『支援金』制度というのは、そのサイトに登録している看護師を必要としている職場が、一定の基準を満たす看護師に対して支払っていると考えて良いでしょう。

転職した看護師が受け取るのはサイト運営会社からとなりますが、転職サイトは成果報酬や広告掲載料などで求人を出している企業からお金を受け取っています。そのお金の一部が看護師に還元される、ということになります。

2. 自分はあてはまるかどうか確認を

「どうせ転職するなら、支援金をたくさんもらえるところにしよう」と安易に考えてはいけません。

とくに、高額の転職支援金を掲げているサイトでは、その支援金を受け取るための条件をしっかり確認してみてください。

支援金の金額が転職する看護師の年収別になっていたり、パート勤務は対象外になっていたりと、サイトによって様々な条件が記されています。

自分がまったく当てはまらない看護師だというのに、記載されている最高額の支援金を目当てに転職しても意味がありません。

あくまでも、当てはまった場合はラッキー、くらいに考えておくことです。

まとめ

看護師の転職支援金、と目にすると、万年看護師不足の現在、転職に対して厚生労働省かどこかが支援金を出しているような印象を持ってしまう可能性はありますよね。

そうした言葉のイメージに惑わされないようにしましょう。

そもそも、支援金がいくら高額であったとしても、受け取れるのは転職をした一度だけのこと。それよりも、他の条件を吟味して転職先をみつけたほうが転職の成功率が高くなるのは考えればわかりますよね。

転職の流れ

ステップ1:まずは転職するかどうかを決めよう

ステップ2:転職の基礎知識を身に付けて転職を有利に進めよう

ステップ3:転職サイトを上手に使おう

ステップ4:転職先を決めよう

病院・施設選び

他業種への転職

ステップ5:書類の準備をしよう

ステップ6:面接に備えよう

ステップ7:転職後にやるべきこと